文章を書く時に、アウトラインプロセッサーを使う一番の理由

この記事の所要時間は約 4 分 です。

起床直後に思いつくことを文章に書き留めると良い……という話を聞いたことがある。

朝のすっきりした脳内に浮かぶ思考を書き留めることが、より質のよいアウトプットに繋がる……という論調であった。

当時、これを聞いて、すぐに実践しよう!と思ったものだが、習慣化するのに苦労し、結局、挫折したものだ。

ただ、最近、WorkFlowyを使うようになって、これに近いことができている。

WorkFlowyに着目したきっかけ

WorkFlowyを導入したきっかけは、GTD実践のためのリスト管理ツールとして、であった。シンプルなリスト管理ができれば、後は、運用の工夫だろう……という考え方が根本にあり、階層構造を持つことのできるWorkFlowyであれば、いろいろと工夫の仕方もあるだろうと考えて、これを採用した。

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この記事では、ToDo管理には「メモ帳アプリ最強説」を唱えていたが、WorkFlowyが決してただのメモ帳ではない……ということが、使っていくうちに分かってきた。

『アウトライン・プロセッシング入門』について

WorkFlowyが、どうやら、アウトライン・プロセッサーという種類のモノだ……ということを知って読んだのが、「アウトライン・プロセッシング入門」であった。


上記のツイートが、4/27だから、ほんの10日前なのだけれど、よくも、こんな短期間で、WorkFlowyに嵌ったものだ……と我ながら思う。

その「アウトライン・プロセッシング入門」から、肝だと思う部分を引用したい。

第一階層がタイトル、第二階層以下が内容です。ここに内容も順番も関係なく、書きかけのものはすべて放り込みます。

それぞれの完成度はまちまちです。完成に近いものもあれば、断片的なフレーズもあります。完成度を区別しないことがポイントなのです。

『アウトライン・プロセッシング入門』より

ここに書かれているのは、アウトライン・プロセッシングの極意だ。アウトライン・プロセッサーでの執筆スタイルにおける大前提となる考え方だと言っても良い。

ちょっとしたメモや思いつき、ブログ記事の下書きをWorkFlowyに放り込んでおき、後から推敲(というか、切り貼り)するというスタイルで文章を仕上げるようになってから、ずいぶんと文章を書くハードルが下がったような気がする。

どんな作業であっても、まずは、取り掛かる時にエネルギーが必要になるものだが、何でも放り込んでおけるという発想になったことで、取り掛かり易さが格段にあがった。

実践してみて実感する効果

実際に、上記を実践してみたところ、ちょっとしたフレーズを書き留めておくことで、そこからの連想で更に発想が広がっていく……という経験ができた。

また、同じテーマだと思って書いていた文章の中で、あるひとつのパラグラフが更に膨らみそうな気配がしたので、そこだけ切り出して、別の記事を書き上げたり……といったことも、アウトライン・プロセッサーを使うと、自由自在だ。

これがEvernote等だと、別の記事と認識したタイミングで、別のノートブックを作成し、それにタイトルを付けて……という手間がかかるわけで、この一手間かけている間に、せっかくの着想が頭の外に逃げていってしまう。

アウトライン・プロセッサーでの執筆は、取り掛かり易く、結果として、着想を逃がさずに済む。

この一点だけであっても、導入する価値はあるだろうと思う。