今週の積読素材(天狗から古本屋開業まで)

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IMAG0088読む時間よりも早いスピードで本を購入した結果、積読という現象が起こる。本は読むためにあるのだから、まともな精神をしていれば、ある程度、積読が溜まった時点で、そろそろ本を購入するのを躊躇する等、自制の精神が働くはずだが、その自制の壁をいとも容易く破壊し、物欲の波に洗われた結果、積読本が増えていく。自制できずに、自省することになるわけだが、結局、本とは出会いが大事だから仕方がない……等と、言い訳したりする。

それでは、今週の積読素材を紹介する。

できれば、あなたの積読本も、ハッシュタグ「#積読素材」でツイートしてみて欲しい。

天狗の研究

天狗の研究」は、おそらく、最も本格的な天狗研究本だ。著者の知切氏は、劇作家であり、民俗学研究家。天狗に関する本を図書館などで見たことはあるが、この「天狗の研究」ほどのボリュームのものは見たことがない。

私は、この本を蔵出し本フェアで見かけ、定価で購入したのだが、出版元の原書房の倉庫にあった最後の一冊……とのことであった。調べたところによると、好事家の間では人気の本で、中古市場でも定価の三倍近い値段がついているようだ。我ながら、目が利いた。

知はいかにして「再発明」されたか

知はいかにして「再発明」されたか“は、思想や知識など、所謂「知」が、各々の時代において、どのように扱われてきたかの歴史を辿る本である。古代エジプトの人類史上初の図書館から現代のインターネットまで。知の歴史を辿る本ということで、好奇心に駆られて購入した1冊である。

もうすぐ絶滅するという紙の書物について

まず、装丁に惹かれた。「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」は、情報の伝達手段として「紙の本」を駆逐する勢いのインターネット全盛の今の時代において、「紙の本に未来はあるのだろうか?」というテーマでの対談集である。

単なる情報という点では、紙の本であっても、電子書籍であっても、インターネットであっても、なんらその価値に変わるところはない。

では、紙の本に未来があるのだとしたら、それはどのような価値があるから生き残っていくのだろうか。電子書籍が広まっている今だからこそ、読んでおきたいと思った。

松丸本舗主義 奇蹟の本屋、3年間の挑戦。

松丸本舗が閉店したことは、今、振り返っても、本当に残念でならず、ショックな出来事だった。もう、あのような心地よく、好奇心が刺激される空間に出会うことはないのではないか、と思うほど、松丸本舗は素晴らしい場所だった。

松丸本舗の企画から閉店までの流れを辿る楽屋本なのだが、思い出に浸るように読みたい。

街の古本屋入門―売るとき、買うときの必読書

本好きの方であれば、誰でも一度は、古本屋経営に憧れたことがあるのではないか?「街の古本屋入門」は、古本屋を始めたいと思った人にとっては、先ずは手に取る必要がある必須の入門書らしく、具体的に古本屋の開業を考えたわけではないのだが、実現しなさそうな夢のひとつでも見ておこう……という思いで、購入した。

この本に限らず、古本屋入門をテーマにした本は、数多く出ているが、どれも、古本屋のロマンが詰まっていると思う。

ぼくはオンライン古本屋のおやじさん

そんな古本屋のロマンがつまっている本が、北尾トロ氏の「ぼくはオンライン古本屋のおやじさん 」だ。北尾トロ氏は、フリーライターとして活躍されている方なので、ただの古本屋店主のエッセイ本というわけではないが、趣味の延長のような感じで古書店を経営している様が面白そうで、購入に至った。これも早く読みたい。

まとめ

togglを用いて、自分の生活時間を計測するようになってから、改めて、自分の通勤時間の長さに気がついた。

togglを用いた時間計測の結果と次のステップ
より生産的な活動に取り組みたいという思いで、GTDやフランクリンプランナーなど、いろいろ試行錯誤してきたわけだけれども、これが最適解!という...

往復で4時間前後の時間がかかっている。

毎週20時間もの時間を通勤に費やしていると考えると、人生を無駄に過ごしている感覚になり、むなしい。毎週20時間ということは、月80時間で、IT業界風に言うと、0.5人月だ。ちょっとしたアプリ開発ができてしまいそうな時間だ……。

電車を何本かでも待って、座り、その時間を読書にあてて、積読を解消するなど、もう少し、有意義な時間の使い方をしてみたい。