今週の積読素材(コンテナの歴史から古生物の謎まで)

この記事の所要時間は約 6 分 です。

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今週の積読素材……今後、これを定番コンテンツにしようと画策している。

読む時間が取れなさそう……とは思っても、ここで買わなければ、もうこの本には出会えないのではないか!?この本を手に入れないと後悔する……という物欲に抗いきれず、買ってしまった結果が積読なわけで、結果として、積読本には、なんとも言えない魅力のある本が揃っている。

できれば、あなたの積読本も教えてほしい。ハッシュタグ「#積読素材」でツイートしてみて欲しい。

というわけで、今週の積読素材を公開する。

ヴォイニッチ写本の謎

最初の一冊は、「ヴォイニッチ写本の謎」だ。

「ヴォイニッチ写本」「ヴォイニッチ手稿」など、和名については、紹介されている文献によって、ばらつきがみられるが、1812年にイタリアで発見された古文書のことである。誰も読めない奇妙な文字でびっしりと書かれ、多数の不可思議な挿画に彩られた二百ページ以上の写本。地球上には存在しない植物のイラストなどが書かれていることから、オカルト愛好家などは、異世界のことを書いたものではないか等と言われていたりする。

この本が紹介するのは、500年に及ぶ「写本のあらまし」からその暗号解読に人生を捧げた人たちの列伝から写本捏造説や様々な仮説など……好奇心が刺激される本である。

コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった

コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった「世界を変えたのは「箱」の発明だった」という副題が示すとおり、世界の流通を大きく進歩させたコンテナの歴史をたどるノンフィクションである。コンテナ船を発明したのは、トラック運送業者マルコム・マクリーン。コンテナの発明とは、輸送用のパッケージサイズを世界で統一した……というだけのことではあるのだけれど、その影響が世界の物流に与えた影響は計り知れない。

ふだんの生活の中では、コンテナのことなど、意識することはないだろうけれど、このトラック運送業者の思い付きがなかったら、世界経済はここまで発展しなかったかもしれない……と思うと、読書欲がそそられる。

眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎

眠れない一族―食人の痕跡と殺人タンパクの謎」は、タイトルからしてオカルトな香りを漂わせているが、列記としたノンフィクションである。

謎の病原体「プリオン」解明までのドキュメントであり、その解明が進む中で、80万年前の食人習慣が関係しているのではないか、ということが見えてくるそうで、「アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ」に夢中になった私としては、同じテイストのものを期待して、迷わず、購入した。

三葉虫の謎―「進化の目撃者」の驚くべき生態

古生物学の中で、一般の人の興味を惹くのは、たいていは、マンモスや恐竜であって、カンブリア紀が注目を集めたことがあったような気もするが、その際にも、皆が注目するのは、カンブリア紀の大スターであるアノマロカリスで、三葉虫は、いつも脇役だ。

私が三葉虫の存在を知ったのは、確か「ドラえもん」だった気がするが、そこでも、三葉虫は不遇な扱いを受けていた。

三葉虫の謎―「進化の目撃者」の驚くべき生態では、そんな三葉虫について、専門の研究者が愛情たっぷり&ボリュームたっぷりに語っている……となると、手に取ってみたくもなるではないか。

買い逃すと、二度と手に入らないのではないか!?と思っていたのだが、まだ、手に入るのだろうか。

眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く

カンブリア紀つながりで買ったのが、「眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く」だ。

眼という光を捉える器官が登場することで、生物の行動様式がどう変わったか?当然のことながら、捕食活動にも影響を与えたはずで、カンブリア紀の初頭に眼を持つ生物が出現したことにより、生物の行動や生き残り戦略が大きく変わったのではないか。

カンブリア大爆発の謎に迫るドキュメンタリー本で、上述の「三葉虫の謎―「進化の目撃者」の驚くべき生態」とあわせて、良質な古生物学系のノンフィクションを読みたいと思い、手に取った。

まとめ

読んでいない本をレビューする……というと、奇妙な感覚にとらわれるが、その本のどこに魅力を感じて、なぜ購入に至ったか、というあたりを中心に紹介してみた。いずれ、近いうちに、この積読本を崩して、実際に読んでみて、通常のレビューもしてみたい。

過去の積読本はこちら。

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