電子書籍やウェブメディアに関わるなら、必読の一冊

この記事の所要時間は約 5 分 です。

何度か読み返して、何らかの形でアクションに繋げたい、という思いが募ったので、衝動的にエントリー。

本日は、「Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話」という電子書籍、通称「きんどう本」の紹介です。

きんどう本とは何か?

きんどるどうでしょう」というKindle情報サイトを運営するzon氏が、自らのウェブメディア運営について、方法論を述べるという所謂「中の人」本。

「本書は電子書籍をビジネスにするための本です」と、すがすがしくも、言い切っている。

対象読者は、なんらかの形で電子書籍の仕事に関わっており、ウェブメディアなどでプロモーションをする必要がある人……というところなのだろうけれど、そのメディア運営のためのノウハウや経験談は、電子書籍に関わらず、メディアを運営したい!と思っている人であれば、十分に参考になるものだと思う。

Kindle書籍を売るためのメディアを作るための方法論をKindleで出版するというのが、なんとも、メタ的な感じがするが、対象読者が「電子書籍ビジネスに興味を持っている層」なので、出版形態がKindle本であることは、実に正しい。

更に、zon氏は、「シェアして読むのが今後のKindle読者のトレンド」という主張をしており、それを裏付けるために、本文の中で読者にシェアを促す仕掛けをしているのが、なんというか、挑戦的な試みであると思う。

きんどう本が目指すメディアの規模感

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「読者への情報提供を徹底する」ことを目指して効率よく話題になるメディアを作る。個人や少人数の編集部が予算をかけずに知恵と根性で乗り切る方法を想定。ただし、週末副業で10万円とかではなく、どうすれば億に届くかというところを目指しており、基本的にはフルタイム以上の労働が前提。

……まとめると、予算をかけずに知恵と根性で億を目指すフルタイムの仕事、となるので、本業を持ちながらメディアを作りたいなどと思っている私などには、ハードルが高い気もしている。高いハードルについては、後述。

電子書籍というウェブで売れやすい商材を扱う以上、AIDMAのIとMがない「A(認識)」「D(欲求)」「A(行動)」というテンポよく売れる流れを作ることが可能であり、そのために、情報の発信元として、メディア読者に信頼を得なくてはならない、というのが、zon氏の主張。より読者に近い立場で情報発信するのが大事!ということか。

きんどう的なメディアのはじめ方

小規模にはじめることを前提にしているので、ブログとtwitterから始めるべし!とのこと。

ブログについては、レンタルブログである「はてなブログPro」と「ライブドアブログ」がお勧めとされている。

これはメディア運営などの話ではないが、ブログ運営者の間では、レンタルブログを使うことで読者の流入が10倍近くなるというような話も聞かれるので、はてなブックマークやライブドアニュースなどからのユーザ流入がロケットスタートするには向いていると言うことなのだろうと理解した。

twitterアカウントについても、「なるべく短く、かつ音読みできるものが良い」とかなり具体的に言及されており、書かれているノウハウは、かなり参考になると思う。

プロフィールとアイコンは作りこむべし!というのは、心に留めておきたい。

更新頻度について、「序盤は速度が命」と断言されており、毎日4~8記事。土日も休んでいる暇なんて無い!と、かなりストイックな姿勢を要求されている。

このあたりが、前述した「ハードルの高さ」なのだが、確かに、億に届かせることを目標にしており、フルタイムの労働が基本!なのであれば、これくらいはしないといけないのかもしれない。

ちなみに、きんどうの場合は、1日8記事を超えたエントリーもしていたようですが、これは読者側が疲弊してしまうので、逆に1日8記事に抑えたとのこと。毎日4記事も書けないよーなどと弱音を吐くと、なにそれ!?と叱咤されそうである。

「じっくり読ませるストック系の情報はブログに」「キャッチーでインパクト勝負のものはtwitterに」という使い分けをすることで、twitterのフォロワー数とブログの読者数を相互にあげていく、というのが、目指す形とのこと。

総括すると……

内容が具体的で、説得力があるので、実際に行動を起こしたくなる効能がある。

実際に、きんどう本を読んで、メディアを作ってみた!という人はいないのだろうか。