Windowsのディスクを初期化するための標準機能についてのメモ

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先日、家のポストに「不用品回収」の業者のビラが入っていたので、これを利用することにした。家の中の不要物を処分しようとする際に、10年以上前のノートパソコンなど、面倒な事、この上なく、業者が引き取ってくれるのであれば、それに越したことは無い。(書籍類は、amazonのFBAを使って販売することも考えたが、まずは、手早く部屋を掃除するために、こちらは、ブックオフの宅配買取の集荷サービスを利用した)

で、悩ましいのが、ハードディスクからの情報漏洩である。

10年以上前のパソコンであり、漏洩して困るような情報もさほどは無かったわけだが……一方で、まったく無対策で業者に渡すのも落ち着かない気持ちになる。

ちなみに、このノートパソコンのOSは、Windows2000。

Windows標準のツール「cipher.exe」を使う

ハードディスクからの情報漏洩防止には、世の中に、様々な対策ソフトが売っていたり、ハードディスクそのものを物理的に破壊するサービスがあったり、さまざまな選択があるのは知っていたが、調べてみたら、Windows標準のツールが提供されていた。Windows2000以降であれば、搭載されているとのことで、これは、robocopyを知った際に感じて以来のお得感である。

方法は、コマンドプロンプトから、以下のコマンドを入力し、実行するだけ。

cipher /w:c/\

上記は、cドライブの未使用領域をクリアにするためのもので、仮にdドライブを削除したかったら、「cipher /w:d/\」となる。

仕組みとしては、このコマンドを実行させることで、ディスクの未使用領域に、3度の書き込みが実行されるとの事。1回目は、[0x00]、 2回目は、[0xFF]、そして、3回目はランダムデータでの書き込み。ハードディスクを分解した上で、ハードディスクの残留磁気から過去に書き込まれていたであろうデータを復元するという技術もあるそうだが、この3回のデータ書き込みで、それも、ほぼ不可能になるとのこと。

やってみた結果

三回の書き込みがされるので、ディスクのサイズによっては、相当な時間がかかるようだが、私の場合には、10年前のノートパソコンだったため、30分もかからずに、お手軽に初期化が完了した。これを知らなかったら、専門の業者にディスク消去を頼もうか否か等で、無駄に時間を費やした可能性もあり、なかなか有用なTIPSであったと思う。