福本伸行が独自に電子書籍を配信し始めていた件について

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電子書籍Kindleの購入ページを確認していたところ、マンガ家の福本伸行のコミックが電子書籍化されていたことを知った。

」や「アカギ」といった麻雀漫画だけではなく、「カイジ」や「」等の講談社から出版されていたコミックも含めて、かなりのラインナップが電子化されてる模様である。

いずれも名義はフクモトプロとなっており、出版社主導ではなく、著作者サイドによる電子書籍化のようだ。

電子コミック出版は、近い将来、出版社の主事業になり得るものだと思うのだが、出版社側ではなく、著作者側から電子書籍が出版されている状況はどういうことなのだろうか?契約上の制約等の事情があるのかもしれないが、出版社としてはなんとか抑えておきたいところだったはずである。

もちろん、著者による電子書籍出版は、出版社による中抜きがなく、印刷コストもかからない分、作品が安価な価格で提供されるようになると予測される点で、消費者にとっては歓迎すべき動きであるし、一方で印税率があがることから、著作者にも大きな旨味がある。

鈴木みそ氏が実現してみせた著者による電子書籍出版の流れに、大手出版社でも成功したマンガ家が乗っかったようにも見える今回の件は、一つの事件と言ってもよいかもしれない。

なお、個人的には、「銀と金」が忘れられずにきっちり電子書籍化されていたことが嬉しかった。面白さという点では、他の作品よりも「銀と金」が抜けていた……と個人的には思っている。