ビジネス用のITツールの家庭利用について

この記事の所要時間は約 6 分 です。

ビジネス利用を想定したITサービスは、どれも便利なものばかりで、家庭利用をすると、いろいろと捗るものがある。元来、IT投資は、先ずは、ビジネスの世界に……その後、生活の場に普及してくる、というのが、よくある流れだと思うが、そうであれば、そのITの恩恵を、いち早く、家庭に取り入れた方が得だろう。

というわけで、実際に家庭内でIT利用してみて、よかったものを紹介してみたい。

Dropbox

純粋な家庭利用と言えるのかどうか。だが、うちの場合は、様々なファイル共有にDropboxを使っている。例えば、妻の個人事業用の請求書などの証憑類(これは、ビジネス用途か)、子供が取り組んでいる将棋の棋譜、そして、各種機器のマニュアル類(最近は、メーカーのウェブサイトからPDFでダウンロードできることが多い)

使用者が各々でアカウントを持っており、必要に応じて、フォルダ毎に共有の設定を行っている。また、PC間でファイル転送が必要な場合などは、WindowsOSなので、robocopyコマンドでDropboxの共有フォルダへの転送するバッチを作っておけば、このバッチファイルをスケジュール登録しておくことで、ネットに接続していなくても、後で繋がった時に、同期を取ってくれるので便利だ。

slack

うちの場合のメッセージアプリは、slackを利用している。携帯メールでもSMSでもない。ましてや、LINEでもない。slackに子ども全員分のアカウントを登録しておいたら、何気ないやり取りが頻繁に交わされるようになって、あっという間に、無料の10000メッセージを超えてしまい、過去のログが検索できなくなった。

一度は、有料プランに切り替えたが、家庭内利用でそこまで費用もかけられず、過去ログの検索については妥協することにして、一旦、無料プランに戻した。

オリジナルの絵文字を登録できたり、botを常駐させて、コミュニケーションの潤滑剤にしたり、工夫の余地が多いのが、実に愉しいのだが、これを書いていたら、別エントリができあがってしまいそうだ。botプログラミングには、チャレンジしてみたが、私の場合は、HubotをさくらVPS上で動かしてみている。よくあるHerokuだと、諸々の制約もありそうなので、ウェブ運営用に借りているVPSサーバが流用できて良かった。

coffeescriptに苦労した話

Hubot用のscriptsディレクトリにスクリプトを転送し、その後、永続化(forever利用)しているプロセスを再起動する……という流れ。起動失敗の際に原因を探るには、ログファイルを見ることになるわけだが、毎回、ログファイル名が変わるのが面倒くさい。

起動失敗となるのは、結局、コーディングミスが多かった。coffeescriptのインデントにより、ブロックを表現する……というところで躓き勝ち。coffeescriptの文法自体は、そんなに複雑なものがあるわけではないので、リファレンスを参照しながらであれば、初見でもさくさくとコーディングできる。ただ、インデントには慣れる必要がありそうだ。

Hubot用のスクリプトを組むのに、外部ライブラリのインストールが必要だったりするので、このあたりの漏れは、エラーログを見ると理解しやすい。ただ、TeraTermの小さな画面で見ているだけだと、いろいろと見落としがちなので、なにか工夫してみたい。もしくは、これは慣れの問題もあるのかも。

Googleカレンダー

スケジュール共有に、これほど便利なものはないはずなのだが、予定が入っていないGoogleカレンダーは、すぐにゴミ化してしまう。活用し切れていないのが実状。

Googleカレンダーは、slack連携もあるので、ゴミだしのスケジュールなどは、こちらで管理できると、より良いかもしれない。「家庭内イベント」「ゴミだし」の各々を別カレンダーにして登録してみようか、悩んでいる。

ここに、自分の仕事用の予定も入れて管理できると、万能なスケジュール管理ができてしまいそうだが、会社の仕事関連の予定については、セキュリティポリシーの関係で禁止されることが多そうで、結局、その部分も含めた予定管理は、紙の手帳から離れることはできない。あくまで、slack連携で通知したい予定を入れておく……という使い方になりそうだ。

NAS

これは、ITサービスではないが、写真系の保存には、購入したNASを利用している。RAID構成で、6TB分のHDDを3TBとして使っている。

これ以外に、バックアップの目的で、外付けのHDDへのファイルコピーをしていたが、ファイルコピーを忘れたときがあったらしく、これを解消するために、robocopyでの同期を試みたときに、コピー元とコピー先を逆に指定してしまい、肝を冷やした。(この時は、すぐに気がついたことと、ファイルコピー手順のミスをした際の写真ファイルが残っており、事なきを得た)

NASの運用は、家庭内LANのことなども考えると、もうクラウド利用に移行した方がよいのかもしれない。ビジネスの世界での潮流も、クラウドへ向かっているのと同じことだ。移行先の候補としては、AmazonプライムフォトGoogleフォトであろうか。Amazonプライム会員(メリットが多いので)になっているため、Amazonの方がよさそうな気がしているが、慣れ親しんでいるのは、Googleの方である。比較サイト(http://www.appps.jp/213252/)もあるので、一度、吟味してみたい。Googleだと、完全無圧縮での保存には料金がかかりそうであるし、Amazonは検索に弱みがありそう。写真を溜め込んでおくことだけでは意味がなく、過去の写真も含めて、見て楽しみたいので、Googleフォトを利用したい気もするのだが。

まとめ

最後のGoogleフォトなどは、もともとプライベート用途であろうが……やはり、ビジネス用途を目的として構築されたサービスは、しっかりとしたものが多く、これを家庭に流用していかない手はないな、と感じた。

課題は、運用面だろう。

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