「スマホの音声入力が文章執筆が効果的」というのは本当か(2016年版)

この記事の所要時間は約 4 分 です。

音声入力についての野口悠紀雄氏の著作が出ているということで、スマホにおける音声入力機能の現状を知りたくて、試してみた。

結論を述べてしまうと、実用に耐えうるかという観点では、あと一歩足りないという判断になったので、その辺りを纏めてみる。

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ただ、想像していた以上に、音声入力機能は進歩している。

Androidについて

Androidスマホで音声入力を使うには、Google日本語入力を使う必要がある。

ATOKを愛用している筆者には、これが少しハードルに感じられるが、音声入力には未来を感じているので、まずは、試してみた。

入力精度

試用した結果としては、かなり精度は高い。特に長文になればなるほど、精度が高まっているように思う。

不便に感じた点

句読点やコロン、セミコロンが打てない。改行もできない。

総評

音声入力の精度が高いため、長文の作成には活用してみたくもなるが、改行や句読点、括弧などに対応できていないため、実用には耐えられない。

比較的、短めのメールなどを打つ時に、状況に応じて、活用する使い方は有効だと思うが、筆者の場合は、ATOKとの切替が手間になるため、活用のシチュエーションに乏しい。

ATOKのユーザーインターフェースが文句のつけようがないくらい完璧であるため、Google日本語入力のインターフェースを使用することがストレスになる。

iPhoneについて

初期の文字入力インターフェースで音声入力機能があるため、これを試した。

精度

体感レベルでは、Androidの音声入力に比べて、若干、精度が落ちる。とは言っても、気になるほどではない。

便利だと感じた点

「まる」や「てん」で、句読点への変換ができるのは嬉しい。試したら、コロンやセミコロンも入力できた。

総評

少なくとも、短文メールを打つ上では、音声入力だけで充分に実用に耐え得ることがわかった。句読点やコロン、セミコロンに対応できていることによる効果は絶大である。

ただし、長文メールになると、随所に正しく入力できていない文節が現れるため、修正は必須。

文字入力のインターフェースは、決して、使いやすくはないので、相対的に音声入力の価値が上がる。(これは筆者個人的な話であり、iPhone版のATOKなどを購入して、使用している人がいたら、ここは逆転するかも)

機種に拠らず、全般的に言える課題

キーボードでの文章作成時には、書きながら、一時的な推敲もする……ということが多いだろう(おそらく、筆者に限らず、一般的な話だと思う)

音声入力については、口から文章を発する傍から、文字が入力されていくため、発した単語に誤りがあった場合にも、すぐには訂正できない。

音声入力における文章作成は、文章の削除・訂正の部分がストレスになりそうだ。逆に、ここにブレイクスルーが起きたら、一気に世の中に受け入れられるようになるのではないか。

とりあえず、私の場合は、iPhoneによる短文メールでだけ、しばらく、音声入力を使ってみようと思う。

蛇足だが……

下記がAndroid端末の音声入力で書いてみた文章(入力したままの生の状態である)だ。

炎上プロジェクトの火消し術

問題が発生しており、その収束が見えない時、プロジェクト課題が山積みにありその課題の解消が見込めないような場合スケジュールが大きく遅れている場合、解決の目処が立っていない場合、そのようなプロジェクトを炎上プロジェクトと呼ぶことがある。これはプロジェクトにおいて 発生する問題の数々の性質が 火事における炎の性質と似ている ことによると思う ではどのような点が似ているのであろうか まず小さな問題であっても 放置することでいつのまにか大きな問題になっているというのも 火事 における炎の 性質 と似ている さらには小さな問題の方が解消しやすいというのも 類似点 だろう また 両者に共通 する性質として 消す方法にはコツがある という点もあげられるだろう

推敲が必要な文章になってしまっているのはさておき、その変換精度には、未来を感じる。

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